銃について

漫画や小説で敵が銃を持ちだす場合、主人公は8割がた避けたり当たらなかったりする。オイオイ、冗談はよそうぜハニー。何て思っていると解説キャラか主人公が妄想的説明を始める。

  1. 「銃ってヤツは、構える、狙う、撃つっていう三つの動作が必要なんだ。近距離じゃあ役にたたねぇぜ」
  2. 「おいおい、そんなに離れてちゃあ誰が撃ってもあたんねぇぜ。無駄弾つかうなよ」
  3. 「いいか、銃なんてものは後ろに下がるなんてバカな真似しなけりゃ、所詮点での攻撃でしかない。軌道さえ見切れば避けるのなんて簡単だぜ」

大体この3パターンだ。
例外として「キカネェナァ」とか「こんなノロイ弾手で掴めるぜ」などがあるがこの辺はいちお弾は当たってたり、キャラが異常なだけなので放置。
ちょっと聞いてみると、そんなに間違った論理には聞こえない。つーか、間違っていないと思い込み気にしない。超胡散臭いけどね。仮にこの論理が全て間違っていないとし、近距離を0〜3メートル、遠距離を10メートル以上と仮定する。1の説明で0〜3メートルでは銃は無効化される事になり、2の説明で10メートル以上離れると当たらない。なおかつ、3の説明で軌道が見える範囲を3〜10メートルとすると、軌道を見切れる人であればやはり無効化される。というか銃なんて所詮直線的な軌道なので、誰でも見切れるような気がする。
ここまで言うと何かもう銃なんて何の役にも立たない。じゃあ何で持ってんだよって話にまでなってしまう。これは所詮漫画の戯言であって現実的では無いと思う。
結局何が言いたかったかというと漫画で銃を持った敵キャラがでても案ずることは無いって話。特に格闘がメインの漫画とかね。