5分に1回トイレに駆け込む

下痢の対策として低脳な僕が思いついたのは、水分を取らないという自分の能無しっぷりを大爆発させたような作戦だけで、その事を友人に相談すると「死んだ方が良い」とのお言葉を頂きました。
彼が言うには、下痢とは腸内に侵入した細菌などを水で洗い流すというシステムで、そのために大量の水が必要となるそうだ。それなのに水を絶つのは自分に兵糧攻めを掛ける様なもので、脱水症状を起こす危険性があるという。よって、ここで必要なのは敢て水を多量に取る勇気だと力説された。
それを聞いて感心した僕は、水を多量に飲み干した。すると、30分とたたないうちに、激しい便意を催し、僕は滝のように糞便を撒き散らした。そこでしばし冷静に考えたのだが、これは細菌を流しだしているのではなくて、ただ単に多量の水で弱った胃がパニックになっているだけ、所謂、普通の下痢を併発しただけじゃないだろうか。多分そうだ。というか絶対にそうだ。

追記

「冷たい水飲むからだよ」
「馬鹿」
「死んでしまえ」


「ハイ…」
「申し訳御座いませんでした」