テキスト系サイトの他人への依存

僕はたとえば日記を書いたとして、それを肉親や親しい知人に読まれると、死ぬか殺すかのどちらかの衝動に駆られる。しかし、その日記をWeb上にアップしてしまうと、見られたことに対する羞恥心などは微塵も感じなくなり、逆に読んで欲しいという欲求さえ生まれ、コメントやトラックバックに一喜一憂する。この程度ならまだ依存とは無縁のように思える。
しかし、中堅以上のサイトになると、コメントやトラックバックは当たり前になる。この当たり前が依存なのだ。自分が書いたエントリにコメントやトラックバックをされるのは当たり前と言う思い上がりは、何の面識も無い他人への依存に他ならない。現に中堅以上のサイトの中には、固定客の上に胡坐をかき他人への依存により成り立っているもある。*1其処が何処のサイトだとかは言うつもりもないし、そんなとこは二度と見ないので、すぐに忘れてしまうが。それが悪いこととは言わないが、僕は依存は堕落に繋がると思っている。
それでは、どうしたら良いのか。一つは、自分の好きなときに、好きなだけ、好きな文章を書くということ。恐らく、最初の方は皆、その様な書き方をしてたのではないだろうか。一つは、自分のスタンスを崩さないこと。固定客に迎合し、固定客が喜ぶような文章を書くのではなく、自分の確固たる信念に基づいて書く。*2一つ、更なる向上を目指して書くこと。現状に慢心するのではなく、更に固定客が喜び増えるようなアイディアを考え、常に新しいことに挑戦する。
この三つの内どれかを守れば、少なくとも堕落へ繋がることは無いと思われる。

*1:妄想ですよ!妄想!!

*2:あれ、1つ目と同じこと書いてないか?