有名ゲーム会社の説明会に行ってまいります

事の発端は、夢見る青年こと友人のH君の「ゲーム業界に就職したいなぁ」の一言でした。それを聞いた僕は「三つの数の中から最大値を求める」というプログラムを元に「三つの数の中から二番目に大きい数を求める」というプログラムを作れという課題を、情報工学科の四年生という立場にありながら自力で解くことの出来ない人間の言葉とは思えず、一瞬呆けた表情をしてしまいました。無知もここまで来ると犯罪です。そして、何処からか溢れてくる無限大の自信を持つH君は某有名メーカーの説明会があるから一緒に行こうとのたまいやがりました。僕はワンパンでその口を塞ぎ、その砂の城チックな自信をへし折ってやりたいという衝動に駆られましたが、僕はゲームクリエーターという人種に大変興味があり、その話しを聞くのは有意義であると思ったため、二つ返事で行く事に相成りました。


H君の無駄な自信をへし折るのは、説明会のクリエイターさんの仕事です。