Let's コミュニケーション!

さあ、今日はみんなでWebを通じてコミュニケーションを取ってみましょう。まずはあなたが思いついたこと、感じたこと、考えたこと等、何でもいいので毒電波を思うがままに文章に書いてみよう。
はい。皆さん良く書けました。じゃあそれを良く読み返してしましょう。自分の思った通りに書けましたか。電波な文章になってないですか。あんまり上手く書けなかった人が多いと思います。でも大丈夫。みんなそうですから。自分の言いたいことを100%記述できる人なんていません。恐らく80%ぐらい記述できれば上出来ですよ。そうしたら、その何の価値も無い屑みたいな文章をアップして、誰かが感想を書き込んでくれるのを待ちましょう。ドキドキワクワクしますね。


十分後


おやおや、誰かがあなたの腐れ文章にコメントをつけてくれたみたいですよ。早速読んでみましょう。あらあら、中々好意的なコメントみたいですね。でも、どうもあなたの言いたかったことはこの人には通じてないみたいです。的外れなコメントですね。でも、ここで短気を起こして「ちゃんと読めよボケがぁ」とかコメントを返してはいけません。ちゃんと理由を考えてみましょう。
あなたは書いてある文章を100%理解する事が出来ますか。嘘を言ってはいけません。100%理解出来るなら、国語で悲惨な点を取る事なんてありませんよ。そうです。記述力と同様に読解力も80%あれば上出来なんですね。つまり、あなたが言いたかったことを100%ととすると、あなたが記述するときに80%になり、それを読んだ人はさらに80%となっていくわけです。
この過程を式で表してみると
1(自分が言いたいこと)×0.8(自分の記述力)×0.8(相手の読解力)=0.64
つまり、あなたの言いたいことは64%しか伝わらないことになるわけです。さらに、64%しか理解してない相手がコメントを書き、それをあなたが読むわけだから
0.64(相手が言いたいこと)×0.8(相手の記述力)×0.8(自分の読解力)=0.4096
となり、相手があなたと同じ意見だと思って書き込んでも、あなたにとっては好意的ではあるが論点のズレたコメントが帰ってくるわけです。随分と馬鹿らしい話しです。自分が必死に書いても相手には完璧に伝える事ができないのですから・・・。だから僕もよく他の人のページに糞みたいなコメントをしてもショウガナイのです。どうか暖かい目で見守ってあげてください。話がそれた。では、文字で伝える事の限界が見えた今、「そんな馬鹿みたいなことやってられるか」と言って、諦めるのが正解のでしょうか。違いますよね。そんな二人の溝を埋めてくれるものこそがコメント欄なのです。1回書き込んだだけでは通じ合う事は難しそうですが、何度も書き込む事により二人の距離は縮まり、やがて心が通じ合うじゃ。但し、その機能を果たしているコメント欄や掲示板は少ない気がします。
でも、もし相手が本当の糞電波野郎(5割の読解力と記述力)だったとき、どうなるのでしょう。1×0.8×0.5=0.4 つまり、相手にはたったの40%しか伝わってません。さらに、相手の言いたいことも、自分が読むときには40%しか理解できないのです。ですから、自分が相手のコメントを見たときは16%程度の理解しか得られてないと思うわけです。絶望的ですね。一筋の光も見えない深遠の闇です。それが電波なのです。さすがにこういう人は放置する以外如何仕様も無いと思います。
最後に、これは数値も計算も適当の唯の妄想なので、鵜呑みにしてしまうとかなり危険です。そんなヤツいねぇか。世の中にはこんな事思ってる馬鹿もいるんだなぐらいの感じで読んでもらえると有難いです。最初のNHK教育的キャラは何処にいったんでしょうね。