ゲームクリエイターさんの話し その1

会場に入ると現在その会社が売り出し中の、ゲームのムービーが延々と流れていた。しばらくすると、その会社のえらい人(役職と名前忘れた)がジーパンとパーカーというラフな格好で出てきた。すごくゲーム業界っぽい。
えらい人は最初に、ゲーム業界の仕組み的なことから話し始めた。ゲーム業界にはパブリッシャーとデベロッパーというのがあって云々って言う話しだ。横を見るとHが必死にメモを取っていて、その目は希望に満ちている。後どれだけもつのだろうか。僕はそんなに興味が無かったので聞き流した。
次は、その会社についての話だった。残業とか雰囲気云々など。僕は噂に聞くような劣悪な環境を期待していたのだが、徹夜で作業してもろくな仕事が出来るわけ無いと、クリエイターにあるまじき正論を言われて少々面食らってしまった。少なくとも、この会社はまともらしい。僕はH君に、ゲーム業界は1週間徹夜とかあると思う、などと言っていたのだ。隣のH君の鼻は何故か天狗状態だ。