ゲームはそんなに悪くないのか

http://www.itmedia.co.jp/games/articles/0505/31/news003.html

ゲームをエンターテイメントとして楽しむだけでなく、教育や医療の方面で生かせないかという話し。話しとして面白く、ゲーム大好きっ子の僕としては「ゲームって素晴らしいんだよ」と言いたいところだ。しかし、そのシリアスゲームの例として最初に挙げられているものが「太鼓の達人」や「桃太郎電鉄」だった。身体運動と地理学習らしい・・・。確かに、多くの人を話しに引き込むタメには有名なモノを出さなければならないとは思うけど、いささか説得力が無さ過ぎやしないだろうか。太鼓をポコポコ叩くのが運動などと言えるのか。桃鉄で何処まで正確な地理の情報を得る事が出来るのか。出だしから怪しい雲行きだ。さらに、その後の会話も予定調和臭い。大丈夫なのか、東大のえらい人。
しかし、その雲はすぐに吹き飛んだ。「もじぴったん」の登場である。もじぴったんは言葉の学習として大いに役に立ちそうなきがする。マイナーでもいいからこういう説得力のあるものを最初に出すべきじゃないのか。確かにルールも単純で高齢者にも楽しめそうだ。
しかし、ここでも東大の教授さんの言う事がよくわからない。「高齢者が大きな家庭用ゲーム機を抱えてプレイするのは抵抗があると思いますし、ゲーム機が小さければ小さいほど、指先の運動も兼ねてゲームをプレイすることができますから」とのこと。家庭用ゲーム機でも持つのはコントローラーだけじゃないのですか。指先の運動とゲーム機の大きさは関係あるのですか。つか、おじいさんに小さい画面は酷ですよ。何だか東大のえらい人の揚足取りみたいになってきました。学歴コンプレックスを持った人間はこれだら嫌ですね。反省します。
反省はしたのですが、やはり納得出来ないものは如何仕様もないです。「信長の野望」で知識が増えるとの話しですが、あのゲームでは人物名辺り以外は信憑性が皆無だろ。歴史とか幾らでも変えれるゲームじゃないですか。とか思っていたのですが、さすが教授。ゲームは「モチベーションを作る」との言葉です。ゲームで興味を持ち、興味を持った事を自ら調べるようになるとの話しです。大いに納得できました。さすが東大だ。
ただ、MMORPGで協調性や人格形成が云々の話しは如何かと思いますよ。教授。
後編も期待。