町田康 - 夫婦茶碗
ぱらぱらと見た感じでは、改行なんて殆ど無く文体も少々変な感じで読み辛そうという印象を抱いたんだが、読み出すと止まらなくなった。考えて書いたと言うより、脳が直接喋っているというような感じ。もちろん著者は良く考えて書いているのだと思う。良く考えた上で、わざと脳が直接喋っているような文を書いているんだと思う。それで、一文節が極端に長かったり、短かったりする。それでいて、テンポが悪くない、というかテンポが良い。読んでいて素直に心地よい。また、脳が直接喋る感じというものは、相手の、主人公の脳を直接覗き込んでいる感じがして、物語に入りやすい。特に僕のような屑人間は、主人公の屑っぷりが良くわるからなおさらだ。最後の数ページがぶっ飛びすぎている気もするが、それはご愛嬌ってことで(僕が上手く理解出来ないだけか)。普通の人が読んでどう思うかはわからないが、屑人間にはおすすめ。
卒研があああああああああ
大学で情報工学科に4年間在籍していた僕ですが、その四年間に学んだ事はこういった方向に絶望的なまでに向いてないってことでした。んで、就職もそっち系は諦めました。入社できても直ぐに辞めるかクビになるだけだ。さらに言えば、それ以外についても同様に取り得など無いので、末はニートか浮浪者か。何て自分の未来を憂いていたところ、その前に卒研が全然出来てない事に気が付いた。何かもう何をやっているのかさっぱり分からない。んなもんだから、本を買ってそこら辺のプログラムをパクってしまえと考え実行に移したのだが、書いてある通りにしたのに動かない。いや、多分書いてあることさえ出来ていない。向いてないどころの話しではない。認めたくは無いが如何仕様もないぐらい馬鹿なんだろう。卒業すら危ういって話しでした。
奈須きのこ - 空の境界
中古が安かったんで買ってみた。おたく界から商業界にまで売れに売れまくった伝説的な本だ。が、読んでみた感想は良い意味でライトノベルの程度だった。そんなに売れるものでもない。運が良かったから売れたんじゃないかって感じがする。
同人界という性欲の処理にしか使えないような百ページにも満たない素人漫画が、1冊1000円程度で糞みたいな数売り買いされている異常な空間で、プロのライトノベル程度の作品があった。つまり比較の対象が悪すぎたんだと思う。それが、過大評価につながり、それにおたく特有の結束力や流されやすさが上手いぐらいにかみ合った結果伝説的な感じになったんじゃないかなぁ。金出して新品買う程のものでもない。
みくしーの話し
いつの間にか日記を更新するに当たって、はてなは普通にmixiはネタ(キチガイ)っぽくと分けて書くようになっていた。普通のことってあんまり思いつかん。
最近、みくしーで書いたこと
アメリカの女って判別にすげぇ困る。すげぇ美人だと思った奴が次のシーンに行けばビックリするぐらいブサイクになってたり、ブサイクだと思ってた奴が次のシーンではいやありなんじゃねぇのって感じになったりする。どんなイリュージョンだよ。
はい、てじなーにゃ。
24の話しをしていない事に気が付いた。キムが室内勤務になっているため、セカンドシーズンみたく乳が揺れてません。
つーか、キムはありなんですか?
僕はよくわかりませんが、乳のマジックに騙されている気がします。でも、それでいいです。むしろ騙されていたいです。
はい、てじなーにゃ。
↑
気持ち悪い。
会社
去年の10月に内定が決り、今年から社会人として頑張っていた友人が会社を辞める事になった。DQNだからではない。彼はとても我慢強く真面目な人間だ。しかし、それ故にやめる事になってしまった。
会社には7時に出社し、汗水流し油にまみれ通常で22時まで働き続ける。20時に終われば早い方、場合によっては3時を越える事もあるそうだ。さらに、休日は週に1日。ゴールデンウィークは3日、盆も3日。そんな生活を続ければストレスは当たり前のように溜まる。そして、ストレスが溜まった上司や先輩は部下や新人にヤツアタリをする事によりストレスの発散を図り、新入社員はそれを一手に引き受ける形となる。10名の新入社員は8月の時点で半分になっていた。
友人はストレスのため、疲れているにも関わらず不眠症になり、頭痛、腹痛、嘔吐などの症状が現れた。そして、10月の始めに退社を決意し地元に戻ってきた。